2007年07月26日

夏の島原(そうめん)冬の五島(うどん)

夏の島原(そうめん)冬の五島(うどん)

長崎は麺の王国である。長崎ちゃんぽん・皿うどん、島原手延そうめん、五島手延うどんなどが有名である。

長崎チャンポンは、長崎カステラとともに、長崎の看板ブランドである。もっと日本中にブランド化していく素地があるのだが・・・

島原半島に行くと、南島原市の旧有家町、西有家町を中心にそうめんの一大産地(国内シェア30%)を形成しているが、ブランドとしては「揖保の糸」や「三輪そうめん」と比較すると、テンで低い。というのも昭和の高度成長と共に三輪そうめんが成長しブランドを形成、その中身を「島原半島で請負生産」する相互依存体制をとってきたものの、産地表示(どこで生産したのかも表示)義務が発生する中で、依存体制が崩壊してしまったのだ。

そこで、生産者は自ら活路を見出すために、県の支援の下、新ブランド商品を開発(高度熟成法という製法で造るので、モチモチしていて美味しい。)、販売会社「素兵衛屋(そうべえや)」を作ったのだ。

県も島原そうめん産地のピンチを救うために、首都圏を中心にTVスポットを打ち込んだ(平成14~16年度)。しかし、中々、百貨店では成功していない。というのも、宣伝費をかけてもお客様は「中元としてはブランドを送る」ことから、相手(送り先)知らないブランドは送れないとうことが事実らしい。

しかし、コンビにいう舞台が待っていた。確かに儲からない(ギリギリの単価)が、生産体制の確保には貢献している。そのうち、セブンイレブンの美味しい「冷やしそうめん」は「素兵衛屋(そうべえや)」の素麺だった。「美味しい商品こそ中元に!」という時代を期待して、島原がまだす頑張れ!!

一方、五島はうどんだ。これも全国的には、讃岐うどん、稲庭うどんと比較すると、大人と小学生くらいにブランド力に差がある。しかし、島原と同様に実力はあるのだ。みんなが同じ方向に、それぞれの生産者はギャランティを払い、多少のリスクを取って進む方向になってほしい。
頼みます!新会社の山崎専務!稲垣部長!うどん協同組合の堺理事長!浜崎専務!犬塚専務!
新上五島町は浦方課長!若き中多君!若い五島人よ。波を乗り越え、黙々と生きてきた先人たちを超えろよ!!かいた汗は君たちの子供、孫のためになるのだよ。観光・漁業そして饂飩これがkey word! 五島からブランドの風が吹いてくるのだ! 県産品はかせ の故郷も ここにあり



Posted by 長崎県産品はかせ at 22:04│Comments(0)
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